2022年の振り返りと2023年のロードマップ

DODO
Jan 12, 2023

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2022年を振り返って

2022年は、前例のない出来事が業界を揺るがし続けた波乱の1年でした。しかし、分散化、プライバシー、透明性といったWeb3の真の価値を体現するプラットフォームは、力強く生き残っています。このような状況下では、DODOのようなコミュニティ主体のエコシステムは力強いと言えるでしょう。

2022年が始まってすぐに、DODOをユーザーがより利用しやすいものにアップグレードし、新機能を実装することに焦点を当てた計画を立てました。そして、指値注文、プライバシースワップなどの新しい取引方法が実装されました。

また、IDO(Initial DODO Offerings)機能を強化し、収益共有モデルを組み込んだDEXをサードパーティサービスに統合するウィジェットを作成しました。さらに、DODOのChrome拡張機能では、簡単に最良のトークンスワップルートを検索することができるようになりました。

よりグローバルに

世界的なプレゼンス拡大も、2022年の重要なミッションであり、南米を中心に新しい地域へDODOを拡大することに成功しています。

また、ボゴタ、トロント、シンガポールなど、世界各地で開催されたWeb3カンファレンスで有意義なネットワークを作ることもできました。

さらに、Avalancheなど新たに6つのブロックチェーン上でDODOを利用できるようになりました。

こうしたコミュニティ形成の努力もあり、DODOはCoinGeckoの分散型取引所における全時間帯取引量においてトップ5にランクインしています。

2023年のロードマップ

2023年は、普及活動を継続することはもちろん、無期限先物コントラクトの開発なども行う計画です。

2023年 第一四半期

DODOトレーディングウィジェット

DODOの取引プラットフォームをサードパーティーのサービスに簡単に統合してマネタイズできる収益共有機能を備えたウィジェットをリリース予定。
詳細はこちら(英語)

DODOV3 フェーズ1

今年はDODO3回目となる大型アップグレードを行う予定です。フェーズ1では、マーケットメーカーに焦点を当てます。マーケットメーカーは、リテールユーザーから流動性を借り、レバレッジをかけた流動性提供をすることができるようになります。また、これにより、流動性供給者は複数トークンのマーケットメイキングが実行でき、ガス料金を抑えることができるようになります。

スマートトレードのアップグレード

分散型流動性アグリゲーションサービスであるスマートトレードは、様々な流動性ソースを比較し、任意の2トークン間の最良スワップレートをユーザーに提示します。

2023年 第二四半期

DODOV3 フェーズ2
フェーズ2では、レバレッジ取引を導入予定です。

招待プログラムのアップグレード

招待プログラムの変更を行う予定です。
現行の招待プログラムについての詳細はこちら(英語)

2023年 第三四半期

DODOV3 フェーズ3
フェーズ3では、ファンドマネージャーが顧客に代わって投資することを可能にする分散型投資信託ツールの運用を開始します。ファンドマネジャーになるには、証拠金を預ける必要があります。また、各ファンドにはドローダウンプロテクションを搭載する予定です。

2023年 第四四半期

インデックスファンド

DODO初のインデックスファンドのリリースを予定しています。

DODOコピートレード

コピートレード機能のリリースを予定しています。

過去を振り返り、未来を見る

昨年の混乱は、間違いなくDeFiを変えました。危機的な場面は多々ありましたが、DeFiの基本的な価値に変わりはありません。

2022年、Web3インフラは大きく進化したと私たちは見ています。トレンドのコンセプトとしては、zk、アプリケーションチェーン、モジュラーブロックチェーンなどがあり、L2がどんどん便利になっています。また、ノードサービス、データインデックス、オンチェーンデータ分析など実用的な方向性も出てきています。オンチェーンデータストレージや分散型ステーブルコインも2022年に大きな影響があった分野です。暗号資産の現在を、インターネットに例えるなら、1990年のダイアルアップと検索エンジンの時代と言えるかもしれません。

さらなる変革が訪れるのはこれからです。DeFiはますます注目され、徐々に規制当局の目に触れるようになることでしょう。CEXはいずれ減少し、少数の持続可能なCEXがフィアットと暗号資産の架け橋となるでしょう。そして、暗号資産はもはや単独ではエコシステムが成り立たず、世界経済のサイクルの影響をますます受けるようになります。世界経済においては、デフレーションが続き、2022年に行われた利上げが2023年には雇用に反映され、今後も不透明な状況が続くでしょう。

そのため、DeFiが資産形成のためのツールを人々に提供することが非常に重要です。次にどのようなイノベーションが市場に大きなインパクトを与えるかは分かりませんが、マーケット状況が良くても悪くても、私たちは正しい方向に進んでいきます。

だからこそ、DeFiは単に生き残るだけでなく、成長していると確信しています。DODOのような信頼性、透明性、コンポーザビリティ―を持つ分散型ソリューションは、これまで以上に多くのユーザーに金融サービスへの安全なアクセスを提供することになるでしょう。分散型プラットフォームの価値が証明され続けるにつれて、分散型プラットフォームが現在金融業界を支配している中央集権的なプラットフォームに取って代わる日が来ると信じています。

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